株の始め方を1から解説|初心者はスマホで少額投資がおすすめ

テレワークが普及して在宅で仕事をする人が増えたことで、証券口座の開設数が急激に増えています。

ネット証券の楽天証券は、2020年12月に口座開設数が500万口座を突破したそうですが、2020年の約1年で100万口座開設されるなど、急激に口座開設数が伸びていることがわかります。

このような数字からもわかる通り、現在は「株式投資ブーム」と言ってもいいほど投資が流行っています。

なぜこれだけ口座開設数が増えているかと言うと、テレビのニュースやYOUTUBEで、「億り人」と呼ばれる、投資で資産が1億円を突破した人が紹介されることが増え、先行きが不透明な日本経済で、投資でお金を稼ぎたいと考えている人が増えているためです。

実際、日経平均は第二次安倍内閣発足後は右肩あがりに上昇していて、2020年に入り一時大きく落ち込みましたが、すぐに戻して、2021年2月には1989年のバブル時以降で初となる30000円台に到達しました。

現状を見ると、多くの上場企業の株価は上昇していて、持っているだけで資産が増えていく可能性が高いですが、投資を始める上で一番重要なのは、「リスク管理」です。

持っている株の株価が上昇すれば資産は増えますが、株価は当然下落することもあります。

資産が増える可能性もありますが、資産が減る可能性もあり、信用取引で大きく損をして、借金だけが残るリスクも知っておく必要があります。

投資を始める前に、メリット・デメリットを把握して、十分に勉強してから株を始めるようにしましょう。

目次

株式投資のメリット

キャピタルゲインによって資産が増える

投資を始める一番のメリットは、キャピタルゲインによって資産が大きく増える可能性があるという点です。

買った株が値上がりすれば、それだけ資産が増えるので、うまく安い株を買うことができ、その株が2倍株になれば、資産が2倍に増えます。

さらに、リスクは高いですが、信用取引を活用することで、持っている資産の約3倍の金額で取引することが可能なので、レバレッジをかけて大きく資産を増やすチャンスもあります。(信用取引についてはリスクが高いのでおすすめできません)

株主優待がもらえる

キャピタルゲイン以外にも、特定企業の株を購入して株主となることで、毎年「株主優待」を受け取ることができます。

株主優待の内容は企業によって様々ですが、企業のサービスの優待券だけでなく、お米やカタログギフトなど、魅力的な株主優待を用意してくれている企業も増えています。

各企業の「権利確定日」の2営業日前の「権利付最終日」までに株を購入して株主になっていれば株主優待を受け取ることができるので、株式投資を始めた際は、企業の株主優待を調べて魅力的な優待があれば株を購入してみましょう。

配当金(インカムゲイン)がある

株というと株価が上がったことによるキャピタルゲインが注目されがちですが、持っていることで毎年、配当金を受け取ることができる企業もあります。

持っている株に対しての配当金の利率のことを「配当利回り」と呼びますが、高配当の株を持っていることで、配当金で稼ぐことも可能です。

その企業の業績が良いと配当が増える「増配」になったり、創業○周年などで「記念配当」を出してくれる企業もありますが、株価が下がって資産自体が減る可能性や、企業の業績が悪化して、配当が「減配」となったり、配当がない「無配」になってしまうこともあるので配当狙いで株を購入する場合は注意が必要です。

世界の情勢や経済に詳しくなる

投資を本気で始めると、毎日世界経済のニュースを読んだり、企業情報や業績を調べるため、経済についてとても詳しくなります。

サラリーマンの方ならその知識が仕事で活きるかもしれませんし、経営者の方なら新たなビジネスチャンスのヒントになるかもしれません。

世界の経済やマーケットの状況を知っていて損をすることはありませんので、あらゆる情報サイトやサービスを利用して情報収集してみましょう。

株式投資のデメリット

資産が減るリスクがある

キャピタルゲインで資産が増える可能性がある一方で、株価が下がることで資産が減るリスクもあります。

株を保有している企業の業績が悪化するなど、悪材料が出ることで、株価がストップ安になった場合は、一日で20%以上の資産が減る可能性もあり、慣れないていないと株価が下がって資産が減ると精神的にかなりダメージを受けることがあります。

最初は、損をしても気にならないくらいの余裕資金で株を運用することをおすすめします。

チャートから目が離せなくなる

デイトレードなど短期売買をする人はもちろんですが、長期投資で株を買っても、最初は株価が気になってチャートから目が離せなくなってしまいます。

日中でも仕事中にトイレに行って株価をチェックするという話をよく聞きますが、株で稼ごうとするあまり本業が疎かになってしまうと良くないので、デイトレードの場合は、「逆指値」をうまく活用する、長期投資の場合は日々の変動は気にしないように気をつける、など自分の中でルールを設定して相場に縛られないようにしましょう。

勉強方法

株の勉強方法

せっかく投資を始めたのに、お金を稼ぐどころか、借金を作って株式市場から「退場」しないように、まずは最低限の知識をつけてから始めることをおすすめします。

すぐに始められる株の勉強方法は、

  1. 本を読む
  2. 株に関するwebサイトを見る
  3. SNSで投資家をフォローする
  4. YouTubeなどの動画で学ぶ

があります。

初心者向けの書籍

投資を始める前に、まず本を読んで最低限の知識をつけてから投資を始めましょう。

本を読んだからといっていきなり利益が出るわけではないですが、プロの投資家や機関投資家と同じ株式市場で戦ううえで、何の知識も持っていない状態で臨んでもカモにされて資金を奪われてしまうのが相場の世界です。

長期投資家や、短期のデイトレーダーがどういう知識を持って投資をしているかを把握するために、彼らが何をしているかがわかるおすすめの書籍を紹介します。

1.勝つ投資負けない投資

勝つ投資負けない投資

初めにおすすめしたい本は「勝つ投資負けない投資」です。

この本は、「株式投資とはどういうものなのか」という疑問を、個人投資家で100億以上の資産を作り上げた片山晃さん、大手機関投資家として運用に携わっている小松原周さんの二人が丁寧に答えてくれています。

確率にお金を投じることを「投機」、価値にお金を投じることを「投資」と定義していて、デイトレードのような、テクニカルチャートを分析して数分で売買を行う方法ではなく、今後伸びる企業を探して徹底的に分析し、企業成長と共に上昇する相場で利益を得ていく投資手法について解説されています。

ファンダメンタルズの分析をして、中長期で投資を行いたいという方におすすめの書籍です。

2.会社四季報

会社四季報

企業分析をするうえで欠かせないのが「会社四季報」です。

毎年4回出版されていて、その都度、全上場企業の最新の企業情報が掲載されているだけでなく、注目テーマや、注目企業など独自の特集も豊富で、毎号購入して全て目を通すことをオススメします。

四季報は、インターネットでも閲覧できる「オンライン四季報」もありますが、オンライン四季報では、企業情報はスクリーニングや銘柄検索を使って特定企業を調べるという使い方がメインとなるため、一気に上場企業の情報を調べたい場合は、書籍の会社四季報の方が使い勝手が良いです。

3.株「デイトレ」の鬼100則・株価チャートの鬼100則

株価チャートの鬼100則

デイトレードで稼ぎたいという方におすすめの本が、株「デイトレ」の鬼100則株価チャートの鬼100則です。

投資歴45年のベテラン投資家の石井勝利さんが、デイトレをするうえで知っておきたいチャートのテクニカル分析について紹介してくれている本です。

チャートの動きには傾向があり、それを知っている状態でトレードするのと、知らないでトレードをするのは勝率に大きな差が出てきます。

当然、チャートの全てが傾向通りに動くわけではないですが、過去のチャートからどちらに動くかを判断する材料として、この2冊の書籍の内容は全て頭に入れておきたい内容です。

4.板読みデイトレード術

板読みデイトレード術

デイトレードの中でも、数秒〜数分の間に売買を繰り返す「スキャルピング」で稼ぎたい人におすすめの本が「板読みデイトレード術」です。

日々の出来高やティック数が大きい銘柄は、個人投資家や大口の投資家がデイトレードで売買をしていますが、実態は、大口が株価を上げるために大きな買いを仕掛けたり、株価を下げるために大きな売りを仕掛けたりと、株価操縦のようなことが起きています。

その大口の売買を読んで買いや売りを仕掛けて利益を出すのがスキャルピングですが、大口の動きを知るために必要なスキルが「板読み」です。

チャートだけでなく、「」と「歩み値」を観察して、大口が買ったタイミング、株価を上げようとしている動き、利確のタイミングなどを読み解くことで、流れに乗って利益を出すための方法が解説されています。

株に関するwebサイト

書籍だけでなく、webサイトでも膨大な量の株に関する情報を手に入れることができます。

月額課金のものもあれば、無料で使える便利なwebサイトもありますが、投資の世界では、持っている情報量が多い方が有利なことが多いので、お金に余裕がある方はできる限り有料版のより濃い情報を手に入れられるサービスを利用するのがおすすめです。

有料課金する余裕がない方でも、まず無料版を活用して、株で利益が出せるようになったら有料版に変更するなどして、webサイトで手に入る情報を最大限活用するようにしましょう。

ここでは、無料版、有料版問わず、投資家の多くが参考にしているwebサイトを厳選して紹介します。

株探

株探
https://kabutan.jp/

投資に欠かせない情報サイト。

上場企業のすべての過去の決算情報や業績予測を見ることができるだけでなく、

今注目されているテーマや、毎日のランキング、企業の開示情報なども見ることができます。

また、有料のプレミアム会員なら、リアルタイムチャートや、寄り付き前の特報記事、プレミアム会員専用の投資家向けコラムも見ることができ、株に関する情報量が圧倒的で、ブックマークして毎日チェックするべきwebサイトです。

プレミアム会員になるには、月額2,178円(税込み)かかりますが、有利な情報を手に入れることができるため、お金に余裕があるならプレミアム会員になっていた方がよいでしょう。

会社四季報オンライン

オンライン四季報
https://shikiho.jp/

投資家の多くが購入している「会社四季報」のweb版です。

Web版では、企業検索がより簡単にできるようになり、企業情報を調べたい時にとても便利です。

会社四季報オンラインにも有料会員があり、「ベーシックプラン」「プレミアムプラン」があります。

「プレミアムプラン」は月額5,500円(税込み)ですが、チャートがチャートがリアルタイムで見れたり、条件別で企業を検索する「スクリーニング機能」の項目が大幅に増えるため、詳細な企業分析が可能となります。

また、有料会員にのみ、四季報発売前に、先取りして注目銘柄を紹介してくれるため、ライバルよりも早く株を買うことができるようになります。

「ベーシックプラン」は月額1,100円(税込み)で、「プレミアムプラン」よりかは若干機能に制限はありますが、最低限必要な機能は使えるため、まずは「ベーシックプラン」で入会し、物足りないと感じたら「プレミアムプラン」に加入するとよいでしょう。

日経電子版

日本経済新聞
https://www.nikkei.com/

日本経済新聞のweb版です。

最新の世界の経済のニュース、マーケット情報、だけでなく、テクノロジーや金融など様々な最新情報を見ることができ、企業の株価が動くきっかけとなる材料となる情報も豊富です。

申し込みは、「日経電子版」が月額4,277円(税込み)、紙版の日本経済新聞が月額4,900円(税込み)、web版と紙版のセットのWプランが月額5,900円(税込み)かかりますが、web版だけで十分です。

世界の株価と日経平均先物

世界の株価と日経平均先物
https://nikkei225jp.com/

無料で世界の株価と日経平均の先物がリアルタイムで確認できるとても便利なサイトです。

それだけでなく、日経平均の騰落レシオや、投資主体別の売買状況、空売り比率の推移なども見ることができるので、現状のマーケットの状態を分析するのに役立つサイトです。

TDnet(適時開示情報閲覧サービス)

適時開示情報閲覧サービス
https://www.release.tdnet.info/inbs/I_main_00.html

TDnetは、上場企業の適時開示が毎日一覧で確認できる無料のサービスです。

決算や、業務提携、上方修正などの開示はこちらのサイトから随時確認することができます。

適時開示をきっかけに株価が大きく上昇することも多く、長期投資家だけでなく、デイトレーダーも毎日欠かさずチェックしているwebサイトです。

有名な投資家で、上記の書籍で紹介した「勝つ投資負けない投資」の著者である片山晃さんも、適時開示を毎日欠かさず見ていると言っているほど重要な情報なので、ブックマークして毎日見るように心がけましょう。

SNSで投資家をフォローする

TwitterなどのSNSでは、投資で生計を立てている投資家の方がたくさんいます。

当サイトでは特定のアカウントをおすすめすることはしませんが、自身で検索して色々な人の投稿をみて、勉強になりそうな人がいたらどんどんフォローしてチェックしてみましょう。

1点注意する必要があるのは、投資家の中には、日々、特定の銘柄を推奨している人がいます。

そのような人は「煽り屋」の可能性が高く、煽り屋が推奨している銘柄は、その時は綺麗に上がっているチャートに見えますが、いざ買ってみようと思ってその銘柄を買った途端、大きく下がることが多いです。

煽り屋が推奨している銘柄を購入することを「イナゴ」と言うのですが、煽り屋があらかじめ安値で買って仕込んだ銘柄を売るために、新たに買う人を集める目的で推奨しているので、買った時点で高値を摑まされているのです。

同じように、有料のオンラインサロンなどのコミュニティも、運営者が推奨した銘柄を参加者が購入するという構造なので、イナゴになりやすく、買ったタイミングによっては損をしてしまう可能性があるので、注意が必要です。

有料のオンラインサロンに入る場合は、評判などをしっかり調べて、悪い口コミが多いサロンは避けた方がよいでしょう。

いずれにせよ、他人に勧められた銘柄を買っても損してしまう可能性が高いので、自分で勉強して知識をしっかりつけたうえで、自分の判断で株を買うようにしましょう。

誰かが推奨している銘柄にイナゴすることが全て悪いわけではなく、入るタイミングによっては利益を狙うことも可能です。イナゴする場合、株価が底値付近で、まだ上がる前のタイミングで購入できる場合はその銘柄を調べたうえで購入してみてもいいかもしれません。

また、投資家だけでなく、株に関するwebサイトのtwitterアカウントも多数あり、日々のニュースを発信してくれています。

上記で紹介したwebサイト、

も公式のtwitterアカウントを持っていて、日々ニュースをtweetしてくれているので、株に関するニュースサイトを探してフォローして情報取得に役立てましょう。

YouTubeなどの動画で学ぶ

YouTubeなどの動画SNSが流行り始めてから、投資に関する情報を動画で発信してくれる人が増え、動画で株について学べるようになりました。

動画のメリットは、目で見て声を聞いて学ぶため、本よりもわかりやすいだけでなく、音声だけ聞いておけば、移動時間などの隙間時間や、別の作業をしながらでも学べるので、勉強の効率が格段にアップします。

おすすめの動画は、「ひふみ投信」という有名な投資信託を販売しているレオス・キャピタルワークス株式会社の代表取締役である藤野英人さんが配信している「お金のまなびば!」です。

8000億円以上の資産を運用する大手機関投資家の代表の考えが無料で学べる貴重なチャンネルなので、ぜひ登録して視聴して見ましょう。

株の始め方は簡単!ネット証券で口座を開設しよう

チャート画面

株を始めるには、まずは証券口座を開設し、株を買える状態にする必要があります。

証券口座は大きく分けて、

  • 野村証券、大和証券などの大手証券口座
  • SBI証券、楽天証券などのネット証券口座

がありますが、初めて証券口座を作る場合は、ネット証券口座がおすすめです。

ネット証券は、大手証券に比べて、

  • 売買手数料が安い
  • 取引ツールが充実している
  • 口座開設が簡単

などのメリットがあります。

売買手数料が安い

ネット証券は大手の証券会社に比べて、一回の約定ごとにかかる手数料が非常に安いです。

大手証券会社の手数料は、一回の約定ごとに数千円と高額になっているので、長期で株を保有する場合はまだ手数料負担は少ないですが、デイトレードをするにはコストがかかりすぎるので短期売買メインで投資をする方にはおすすめできません。

取引ツールが充実している

ネット証券会社は、自分自身で銘柄を選択して購入する必要があるため、それぞれの会社で専用の取引ツールが提供されています。

各会社で取引ツールの機能は違いますが、マーケット情報やチャート、売買や出来高のランキング、四季報情報など、様々な情報を一目でわかるようになっていて、株を売買するうえで非常に役立ちます。

株の売買もこの取引ツールで行うことができ、PC版やスマホ版のアプリをダウンロードし、証券口座にお金を入金することですぐに投資を始めることができるようになります。

大手証券会社はIPOが魅力的

大手証券会社は、手数料が高く個人の投資にあまり向いていない面もありますが、IPOに当選しやすいというメリットもあります。

IPOの主幹事は大手証券会社が務めることが多く、割り当て数も多いため、当選確率が上がるためです。

IPOでも公開時に公募価格よりも下がってしまい損をしてしまうこともありますが、値上がりする可能性が高く、儲けやすいので人気があるので、積極的に応募してみましょう。

口座開設が簡単

証券会社の口座開設は、ネット証券でも大手証券会社でも、個人口座であればスマホで簡単に手続きできます。

開設したい証券会社のwebサイトにアクセスして、住所や氏名などの必要事項を入力後、運転免許証などの本人確認書類を写真で撮影し、アップロードして本人確認を済ませるだけでOKです。

後日、会員IDとパスワードが届き、証券口座の開設が完了します。

初心者におすすめの株の買い方を紹介

初心者向けネット証券の選び方

初めて証券口座を開設する人は、数ある証券会社の中から何を基準に選べばいいかわからない方も多いと思います。

自身がどのような投資をしたいかによって最適なネット証券は変わってきますが、初心者の方にオススメの投資方法や、ネット証券の選び方を紹介します。

現物株を長期保有する

株を始めたばかりの時は、信用取引でレバレッジをかけて短期で売買を繰り返すことはオススメできません。

チャートの見方も知らない、損切りもできないというレベルで信用取引の短期売買に手を出してしまうと、あっという間に資金がなくなってしまうだけでなく、空売りで失敗して借金ができてしまうという可能性もあります。

株初心者は、まずしっかりと銘柄分析して、長期で保有できそうな銘柄を見つけて現物で株を買いましょう。

現物で保有していると、暴落が来てもレバレッジをかけていないので借金になる可能性はありません。

ドル・コスト平均法で購入する

成長しそうな株を見つけたら、一気に購入するのではなく、一定期間ごとに同じ金額だけ購入する「ドル・コスト平均法」を使いましょう。

そうすることで、暴落時は安く買えるので、平均単価を下げることで株の上昇時に利益を増やすことができます。

慣れて来たら、暴落した時に大きく買いますなど、金額を変えることでさらに平均単価を下げて利益率を伸ばすこともできます。

投資信託を購入する

個別株は、日々の値動きが激しく、大きく儲かる時もあれば大きく損が出てしまうリスクもあります。

リスクは怖いという方は、投資信託を購入することをおすすめします。

投資信託であれば、運用のプロが組み合わせたポートフォリオを購入することができるので、株価暴落時でもリスクを分散することができ、上昇時には個別株ほどではないかもしれませんが、大きなリターンを得ることも可能です。

NISA口座を活用する

株を始めていきなり数百万、数千万単位で取引するという人は少ないと思うので、初めはNISA口座を活用して株を購入しましょう。

一般NISAとつみたてNISAを選ぶことができ、一般NISAなら年120万円まで、つみたてNISAなら年40万円までの運用に対しての利益が全て非課税となります。

損失を繰り越すことができない、別口座との損益通算ができないなどのデメリットはありますが、NISA口座のみで長期保有をしていれば利益に対して課税がされないので長期的に考えるととてもお得です。

アプリの機能が充実しているネット証券を選ぶ

ネット証券は、株の取引をするためにPCの取引ツールやスマホアプリにとても力を入れています。

特にPCは、フル板機能や歩み値をリアルタイムで反映してくれて、デイトレードするには欠かせませんが、初めてすぐに使いこなすことは難しいでしょう。

まずは分析機能が豊富なスマホアプリで銘柄を調べて現物長期で購入することから始めた方がいいので、スマホアプリのスクリーニング機能や、銘柄分析がしやすいネット証券を選ぶと良いでしょう。

初心者向けネット証券会社

証券会社現物手数料投資信託取扱数アプリの充実度NISA口座
SBI証券0円〜
約2,600本(つみたてNISA172本)
楽天証券0円〜約2,600本(つみたてNISA159本)
松井証券0円〜約1,400本(つみたてNISA170本)

Q&A

短期投資と長期投資はどちらがおすすめ?

デイトレードやスキャルピングで利ざやを稼ぐ短期投資は、常にチャートや板、歩み値を監視して、株価が反応した瞬間を狙う必要があるため、普段は仕事をしていて常に画面を見ることができない人にとっては不利になってしまいます。

一方で、長期投資は、企業を分析して割安だと判断したものを買い、数ヶ月から長くて数年は保有しておくことが前提なので、ザラ場で画面を常に監視する必要がありません。

経営者や、テレワークの導入によって自宅で仕事をしていて常にマーケットを監視できる人はデイトレードなどの短期投資もできるでしょうが、そうでない方は、短くても数日は保有するスイングトレードか、空き時間でしっかりと企業分析し、長期保有する前提の長期投資がおすすめです。

信用取引と現物取引はどちらがおすすめ?

現物取引は口座に入金した現金のみで株式を購入するため、大きく稼ぐことは難しいですが、保有株が大幅に下落しても、資金が0円になることはありません。

一方で、信用取引の場合は、口座に入れたお金を証拠金として、レバレッジをかけて取引することになるので、大きくレバレッジをかけた場合、株価が上昇した時は大きく資産は増えますが、大幅に下落した時に、委託保証金の維持率が低下し追加保証金(追証)が発生し、追加でお金を入金しなければならない場合があります。

追加で入金できない場合は、強制決済となりますが、強制決済後も追証が解消されていない場合は、証券会社から入金を求められ、借金となってしまう可能性があります。

信用取引は、現物取引に比べてハイリスクハイリターンとなりますが、「空売り」をすることで、株式相場の下落局面でも利益を出すことができます。

また、同じ銘柄を何度も売買できるのも信用取引のメリットなので、デイトレードをメインにしたい方は信用取引で株を売買する形になります。

信用取引を利用する場合は、ハイリスクであるということを認識して、余力管理を徹底して大きく負けて退場しないように注意する必要があります。

空売りするのは危険?

空売りは株価が下がる局面で大きく利益を狙うことは可能ですが、失敗した時のリスクが大きいので初めはあまりおすすめできません。

「買いは家まで売りは命まで」という格言があるように、空売りで失敗すると一発で相場から退場するリスクがあります。

株価は下がっても最悪0にしかなりませんが(倒産した場合)、上がる時は2倍3倍になることはよくあります。

ある企業の株価が連日高騰していて、「株価が上がりすぎだから下がるだろう」と空売りで入った時が最後、その後も寄らずのストップ高が連発して買い戻せずに大損してしまうケースがあります。

これは空売りの買い戻しを狙った踏み上げ相場というのですが、このような、相場の参加者を食い物にする動きが相場にはたくさんあるので、安易な空売りは避けましょう。

まとめ

株を始める前の勉強方法、口座開設方法や失敗しやすい投資の注意点について紹介しましたが、上記を理解すれば儲かるというほど株式投資は甘くありません。

まだスタート地点に立ったばかりで、株式市場の中では、何十年と株で利益をあげているベテラン投資家や、大手の機関投資家と戦わなければいけません。

初心者が引っかかりやすいチャートを作って、買った所に売りをぶつけて利益を得ようとする仕手筋や、空売りをためたところで一気に買い上げて空売りの買い戻しを誘い、株価を釣り上げる踏み上げなど、知識を持っていない人が食い物にされて大損してしまうケースがたくさんあります。

頭では理解していても実際に経験するまでその恐怖は本当の意味ではわからないかもしれません。

ですが、過度に損失を出すことを恐れる必要もありません。

有名な投資家でメディアにも出ている方のインタビューを見ていても、皆んな必ず過去に大きな失敗をしています。

大きな失敗を乗り越えて経験値を積んだ結果、億を超える資産を手に入れているので、まずは知識をつけた上で株を購入して経験を積むことが大事です。

余力管理、リスク管理を徹底して、損をしても退場しないように経験値を積み、投資で資産を増やせるようにチャレンジしてみましょう。

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